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議会報告

平成18年 第1回定例会

平成18年度当初予算が成立

総額7,960億円余
西塚議員は国民保護計画など県の考えを質す

平成十八年第一回定例会が二月二十日から三月二十三日までの三十二日間開かれ、総額七,九六〇億円余の平成十八年度当初予算などが審議されました。

西塚議員は、二月二十八日一般質問に立ち、県の考えを質しました。

今定例会では、平成十八年度一般会計予算、特別予算など予算案三十一件、三重県県税条例の一部を改正する条例など条例案四十三件、市町の境界変更などその他議案二十三件、三重県議会の議員の定数並びに選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例など議員提出議案三件が提案され、原案どおり可決されました。

1. 三重県国民保護計画について
「質問」
 国民保護法制定から国民保護計画策定までの流れは、日常的に国民の恐怖感をあおり、戦争のできる国に変えるため、憲法改正に利用しているのではないかと危惧しています。
 県の計画では、武力攻撃など有事を想定したものでありますが、そのような事態が起こり得るとは思えず現実味がありません。また、避難計画についても国の避難措置の指示を踏まえて対応することとされており、具体性がありません。知事としてどのようにお考えなのかご見解をお尋ねします。

「答弁・野呂知事」
 武力攻撃事態はあってはならないことだが、万一発生した場合、県は市町や関係団体と連携し、国民の安全を確保するため、国民の保護のための措置を実施する責務があり、そのために保護計画を策定し、必要な備えをしておくことが必要であると考えています。

「答弁・高杉防災危機管理局長」
 避難のあり方等につきましては、地域別人口や鉄道、バス等の輸送力、道路情報や避難時間、地理的、社会的特性などを考慮し、具体的な方法を示した避難要領を本年度中に策定することとしています。

2. 徳山ダムの水を導水する「木曽川水系連絡導水路」について
「質問」
 徳山ダムの木曽川水系連絡導水路計画について、ダムに利水権をもたない三重県にとってメリットがあるとは考えられません。そのような計画にかかる費用分担について、どのように考えておられるのか知事のご見解をお尋ねします。

「答弁・野呂知事」
 異常渇水時において、木曽川水系に緊急的に補給することを目的に、徳山ダムには渇水対策容量が確保されています。
 徳山ダムの建設費の治水負担金として当県も負担していますので、異常渇水時に、木曽川に渇水対策容量が導水路により補給された場合、河川流況等が改善され、利水の多くを依存している当県にとっても効果が期待できます。
 したがって、応分の費用負担は必要と考えていますが、現時点では、事業計画、負担割合ともに決まっておらず、国へは最も経済的な案となるよう申し入れをします。

3. 近鉄養老線について
「質問」
 近鉄養老線のあり方についてですが、現在、近鉄養老線の利用客が年々減少しており、存続が危惧されています。
 このような状況を受け、三重県と岐阜県を結ぶ唯一の公共交通機関である近鉄養老線の存続に向けた県の考えをお尋ねします。

「答弁・浦中地域振興部長」
 近鉄養老線の年間赤字額約十四億円について、近鉄はコスト削減や他路線からの収入で補ってきたが、社内だけで解決することは困難として、三重、岐阜両県の沿線自治体に路線維持のための支援を求め、研究会が設置されました。
 三重県としては、地域が一丸となって支える視点が極めて重要であると考え、研究会の検討結果を踏まえて適切に対応したいと考えています。



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