Last modified 2006.4.7
田中ひろしのクリエイティブ三重

活動報告


海外港湾事情調査(台湾)
 今回は、四日市港管理組合議会議員として台湾に於ける港湾事情調査に参加する機会を得ましたので、調査内容・所感について報告致します。
◆調査先 高雄港務局
交通部基隆港務局
◆日 程 H18,1/24〜1/27
『台湾・豆知識』
国旗:
正式国名: 中華民国
面  積: 3万6千km2(九州よりやや小)
人  口: 2,268万人   首都: 台北
※多くの国が台湾を国ではなく地域として扱っているのが現状(日本も同様)。政治体制は、完全な民主主義体制で、時々、国会(立法院)で乱闘騒ぎがあったりします。


  高雄港務局
 高雄港は東南アジアの物流拠点として、地の利を活かして発展を続けている様子でした。26.6kmの岸壁を有し、155隻の船が同時に作業できる規模の大きさも、コンテナ取扱量で世界第5位(2002年)を誇る港として、なるほどと感心した次第です。地理条件の良さを活かすためにも、高効率・高品質・低コストを追求し、いまなお港湾の施設整備・拡大に努めている事が、アジアや世界への荷物の中継港としての役割を高めていると思われます。ただ将来的には、世界の貿易港、特には中国・東南アジアの貿易港が規模拡大競争を続けている事から、港務局の皆さんの危機意識はかなり強いものがありました。コンテナ専用道路や高速道路と港との直結、コンテナヤードの増設、空港・鉄道との連携、自由貿易港区の拡充などで、サービスを充実させ、低コスト・高効率で競争を勝ち抜く決意を述べておりました。また、直接見ることはできませんでしたが、生活物資の物流を担う港や旅客港も備えた港湾であり、市民に親しまれる港としてのスペースや施設も充実しているとのことでした。

  交通部基隆港務局
 基隆港は1886年開港の台湾で最も古い港です。第二次世界大戦で被害を受けましたが、復旧をして台湾におけるパイロットハーバーとして今日に至っています。規模としては波止場全長9000mと高雄港に比べると小さくなっています。特徴的には取扱物資の約8割が基隆港への入出荷であるところです。台北という大都市に近く消費など生活や産業活動を支える港としての性格が強い、四日市港と似た港だと感じました。港内を視察させていただいた船からフェリーや軍艦も見られ、基隆市民の生活に身近な港との印象を受けました。また港内にゴミなどの浮遊物が無く、漁船が操業しているところも見かけました。私たちが乗った船が着く岸壁は市内の直近にあり港内にはレストランが設けられて人々が気軽に利用したり、見学が出来るようになっていました。基隆港務局ではコンテナ船の大型化に対応して航路水路を14mから16mにしていることや、近隣の港と連携しつつ、効率化・国際化を進めていくとの運営方針について、お話を伺いました。





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